循環器内科での診療5本柱は、心不全、虚血性心疾患、高血圧、不整脈、肺塞血症です。当院は小規模病院であるが故に小回りがききますので、 お気軽に 受診してください。
各部門の紹介
心不全部門
心不全パンデミックの到来と言われていますように、高齢化社会を迎え、心不全患者の急速な増加により、入院・外来ともに、多数の心不全患者の診療を行っています。患者と家族の立場に立った診療と社会の期待に応じるため、ベテラン医師によるテーラーメードの診療が当院の特色です。
虚血性心疾患部門
最新の80列CT装置を用いた冠動脈CT検査による狭心症や心筋梗塞の診断を行っており、社会のニーズに応じた短時間での診療が可能です。また、冠動脈CT検査だけでなく、心エコーや運動負荷心電図試験も、受診当日に検査可能です。
高血圧部門
原発性アルドステロン症の診断を積極的に行っています。原発性アルドステロン症は通常の高血圧と比べ、脳卒中や心臓発作を2倍以上発症しやすいとされています。医学の進歩に伴い、現在では高血圧症患者の1〜2割が原発性アルドステロン症ではないかと云われていますので、広島には約4万人の原発性アルドステロン症患者がいることになります。原発性アルドステロン症の場合、通常の高血圧の治療ではなく、副腎摘出手術やミネラルコルチコイド遮断薬による治療が必要となるため、正確な診断が必要です。診断や鑑別のための検査を外来で施行しています。また、副腎静脈サンプリングなどの精密検査で確定診断を行い、手術必要例は当院で内視鏡手術を予定しています。
不整脈部門
不整脈では、徐脈性不整脈に対するペースメーカ植え込み手術と高齢者の慢性心房細動の診療のメインです。ペースメーカ手術に関しては、経験の浅い医師が担当することはなく、多数例の経験を積んだベテラン医師が手術を担当します。また、心房細動を有する高齢の患者が多数いますが、規模の大きな病院では充分に診てもらえないようですが、当院はいつでも診療可能です。
肺塞栓症部門
エコノミークラス症候群と言われている肺塞栓症の診断と治療を行っています。急性期のみならず慢性期においても、静脈血栓症に広く通暁したベテラン医師による患者のためのテーラーメードの診療です。 �